ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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中学の時
国語の先生が勤務最後の日に
生徒みんなに教えてくれた
故・茨木のりこさんの詩
あんぽんたんながら
すごーく心に響いて
本を購入
それから大事にしている
自分へ戒め用の言葉たちです
忙しい→心を亡くす
と書くように
ついつい 亡くしてしまいがちの
まだまだ未熟な自分に
(しかも 大して忙しくないのに 要領悪くて一人で勝手にパタつくタイプ)
今日も言い聞かせて
晩ごはんでも作るとします
ていう
ひとりごと
なんまいだーー